玄米がダイエットにいいってホント?!知らなかった玄米の秘密にせまる

日本人にとって白いごはんは、それだけでもごちそうになるほど、切っても切り離せない食材です。

しかし、白米は糖質が多く含まれていて、最近流行りの糖質制限ダイエットでも目の敵にされてきています。

でも、主食である愛すべきごはんを食べないでいるのは、なかなかツライものですよね。

そこで、数年前から健康食品として見直されてきた玄米に注目したダイエット方法について考えてみましょう!

玄米とは?

まず、玄米とはどういったものを指すのでしょうか?

玄米は籾から籾殻を取り除いたもの

まず、お米の元となる稲の果実である籾(もみ)を収穫します。

その籾から、一番外側のカラである籾殻(もみがら)を取り除いたもの、これが玄米です。

白米として精白される前の状態なので、その色は茶色っぽいものが多いです。

この玄米から、果皮や種皮、胚芽などを取り除いて精米したものが白米になります。

こういった皮や胚芽などが付いている状態の玄米は、白米のようにふっくらと炊きあがらず、硬くて食感が悪く好んで食べられることはあまりありませんでした。

玄米は栄養素が豊富

しかし、精米される前の玄米は、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素が豊富で、美容と健康のために少しずつ玄米を食事に取り入れる人が増えてきました。

最近では、高性能の炊飯ジャーなどによって、玄米でもプチプチとした食感や独特の風味が楽しめるようにおいしく炊きあげられ、人気の食材となっています。

食べやすい発芽玄米や五分づき米などもある

発芽玄米とは、玄米をあたためて発酵させ、発芽させたものです。

玄米よりさらに栄養素が豊富で、あまみやうまみが増すほか、硬くて消化の悪い玄米に比べて消化も良くなります。

少し値段が高くなりますが、玄米がおいしく食べられない人は、こういった発芽玄米の市販のものを購入して食べるのもいいですね。

また、自分で玄米を温めて発芽させることも可能です。

ほかにも、玄米から白米に精米する途中の五分づきや三分づきのものも玄米より食べやすく、栄養価は白米より高めです。

玄米がダイエットにいい理由とは?

玄米がダイエットにいいと言われるのは、いくつか理由があります。

一見カロリーが少なそうに見えますが、白米とそれほど変わりはないので、そういった目的ではないようです。

栄養が豊富でありながら血糖値が上がりにくい

白米は炭水化物で糖質が多いので、食事の時の血糖値が急上昇してしまう原因になります。

しかし、玄米は栄養価は高くても、血糖値の上昇指数となるGI値が低めなので、食事の時に食べても血糖値が上がりにくいのです。

血糖値の急上昇は、インシュリンの分泌が増えて、体内の脂肪が大きくなってしまうことにつながります。

最近流行りの糖質制限ダイエットは、主食となる白米を制限することが多いですが、主食を減らすと食事の栄養バランスが崩れたり、後からお腹が空いて間食につながる危険性もあります。

そこで、主食を白米のかわりに玄米にすれば、しっかり栄養も取れて満腹感も得ながら、血糖値の急上昇を抑えることができます。

その結果、太りにくくなり、自然とやせやすくなることが期待できます。

食事の時によく噛むようになる

玄米は、白米に比べて硬くて歯ごたえがあり、消化に悪いという欠点があります。

ただ、そのことによって、ふだんの食事ではあまり噛まない人でも、注意してよく噛むようになるので、食事のペースがゆっくりになり満腹感も得やすくなります。

その結果、血糖値の上昇を抑えるのにも役立ちますし、余計な間食や食べ過ぎを抑えることもできます。

便秘の解消や代謝アップにも

玄米には食物繊維も豊富に含まれているので、食事の度に食べるようにすると、便秘が解消されてぽっこりおなかが改善されることも期待できます。

ただし、硬くて消化に悪いという面もあるので、できるだけよく噛むことが重要です。

また、ビタミンB群も豊富で、代謝を上げるために必要な栄養素をしっかり補充できるので、ダイエットに重要な代謝アップに効果的です。

美容と健康にとって、玄米はまさに「完全食」と言える食材なのです。

玄米ダイエットの注意点

確かに玄米は、血糖値の上昇を抑えたり栄養素が豊富でダイエットに効果的ですが、だからといっておかずを好きなだけ食べていいというわけではありません。

置き換えダイエットなどにも言えることですが、ダイエットに効果的なものを食べたりすると、なんとなく余裕ができて油断してしまいがちです。

白米を玄米に変えたからといって、おかずを油っこいものばかりにしたり、高カロリーなものを食べていては、なにも変わりません。

逆に太ってしまうことも考えられます。

玄米にもしっかりカロリーがありますので、ほかに何を食べてもいいわけではなく、玄米に合わせて和食の低カロリーなおかずにすることも効果的です。

もちろん、適度な運動を取り入れることも必要ですね。