え?私太ってるの?意外と知らない体脂肪率の平均は?【女性編】

2019年4月23日

美容と健康をキープするために、定期的に体重や体脂肪などを計測することはとても大切なことです。

体重と体脂肪はどちらも気になるものですが、体重だけを見て太っているか否かを判断するのはあまり的確ではありません。

体脂肪率は体重における脂肪の割合のことで、体重が軽くても体脂肪率が高いために、ダイエットや食事療法などを行っている人も少なくありません。

たとえば、50kgの人が10人いてもそれぞれ体脂肪率が違うのは、体を占める脂肪の量がそれぞれ違うということです。

健康や見た目を意識する人にとって、体脂肪は余分なものと考えられがちですが、実は体温調節やクッションの役目などを果たしており、まったく脂肪がないと正常に健康を維持することができなくなってしまいます。

芸能人やスポーツ選手のような見た目を手に入れるために、激しいダイエットを行って筋肉量を増やしたり、体脂肪率を減らそうとしている方も多いのですが、体脂肪を減らしすぎることにもリスクが伴います。

そこで今回は、女性が気になる体脂肪率の平均と、体脂肪があることで得られるメリット、減らしすぎることによるリスクなどを考えていきたいと思います。

女性の体脂肪率の平均値

女性は男性に比べて脂肪の量が多く、女性らしい体つきを維持するためにたっぷりとした脂肪を蓄えます。

平均値は年齢によって変化しますが、18歳から39歳では21%~27%が「標準」となり、20%以下は「痩せ」、28%~34%が標準+になり、35%~39%は軽肥満となります。40%を超えると肥満状態となります。

数値だけを見ると、20%を切った時点で痩せ型に分類されることが分かり、肥満と呼ばれる状態は40%以上からとなっていて、意外に思われる方もいるかもしれません。

スポーツ選手などは体脂肪率が10%を切る方も多いのですが、単純に痩せ型であるだけでなく、筋肉量も十分であることがわかります。

40歳から59歳までの平均値は、先ほどの体脂肪率の分類に1%を足したものになります。痩せ型とされるのは21%以下で、肥満とされるのは41%以降ということになります。

体脂肪率の理想としては、標準の割合に収まっている程度が良いとされています。しかし人によっては、標準でも痩せて見える場合がありますので、痩せすぎないし太りすぎない程度にバランスを調節する必要があります。

体脂肪率に惑わされずに健康的な生活を

体脂肪率を計測するために使われる体脂肪計は、製品によって測定できる部位が異なっています。

女性の場合、上半身と下半身で脂肪の割合が異なる方も多いので、体脂肪を正確に測定するためには医療機関などを受診するのが確実です。

体脂肪率自体は生活習慣に左右されるものですので、値が高かったからといって、過激なダイエットを始める必要はありません。朝晩の食事量を一定に抑え、間食などを減らし、適度な運動や筋肉量を増やす運動などをプラスするだけでも体脂肪率は変化します。

スポーツ選手のように体脂肪率を10%台にすると、筋肉が浮き出てきて男性らしい肉体に変化します。

女性の場合、毎月の生理などが止まってしまったり、ホルモンバランスに影響を与えることもありますので、専門のトレーナーや医師の指導などを得ない場合は、極端に体脂肪率を減らすことはあまりおすすめはできません。

ダイエットなどをすれば、見た目が痩せて見えるというメリットが得られますが、生理が止まったりホルモンバランスの変化によって体調不良を起こすというリスクがありますので、デメリットも十分考慮する必要があります。

体脂肪が気になる場合は生活習慣から変えていく

体脂肪が40%を超えている方は、まずできるところから生活を改善していきましょう。最初から痩せを目指すのではなく、まずは軽肥満状態に近づけるところからスタートします。

急激にダイエットをすることで体内のリズムが狂ってしまう可能性もありますので、食事のコントロールや軽い運動、十分な休息(睡眠)、ストレスレベルの改善などを行ってみてください。

体脂肪率が28%~34%(標準+)の方も、極端にモデルのような体型を目指すのではなく、筋肉量を増やしたり食事の内容を見直すなどして、無理なく体を整えていきましょう。

まとめ

日本人女性の体重や体脂肪は、平均的に痩せ気味であるとされています。そのため、痩せていることが女性の基本のように捉えられがちで、人より体重や体脂肪が多いとコンプレックスに感じてしまい、極端なダイエットに走る方も少なくありません。

しかし体脂肪には体調や体温を一定に保つ効果や、ホルモンバランスを整える役割などがあります。せっかく痩せたのに不健康・・・では意味がありませんし、痩せすぎて見た目が悪くなるという問題もあります。

まずは健康第一で、周囲の視線やウケなどを気にせずに、自分の体を整えていくところから始めてみてはいかがでしょうか。