筋肉を付けることで痩せやすい体質になれるの?

2018年3月2日

パーソナルトレーニングにおいて重要な概念となるのが「筋肉」です。

これまでパーソナルトレーニングに関して興味を持たれた方の中には「筋肉をつけて痩せる」といったような文言を目にされたことがある方もいるかもしれません。

「筋肉をつける」ことと「痩せる」ことの間には、何らかの関係性が存在するのでしょうか?

というわけでここでは、筋肉とダイエットの関係性、筋肉をつけることで痩せやすい体質になれるのか?といったことについて考えていきたいと思います。

それでは、早速見ていきましょう。

筋肉を付けると痩せやすい体質になれるのは事実

まず結論から申しますと、筋肉をつけることで痩せやすい体質になるというのは事実です。

そこにはいくつか複数の理由が存在するのですが、第一に挙げられるのが「代謝」という要因です。

まず「筋肉がつく」ということは言い換えれば「筋肉が肥大する」ということを意味します。

肥大つまり巨大になった物体を動かすにはそれだけ大きなエネルギーが必要となるため、肥大した筋肉を動かすためにはそれだけ多くのカロリーが消費されるようになります。

このカロリー(エネルギー)の消費を「代謝」と呼び、代謝が激しくなるということはそれだけ多くのカロリーが消費されるようになるということを意味するのです。

「太っている」という状態は「脂肪としてカロリーが蓄積されている」という状態を指すため、そのカロリーが消費されやすいということはすなわち太りにくいということになるのです。

また筋肉が動く際には熱エネルギーが放出されます。脂肪は熱エネルギーによって溶ける、分解される性質を持つため、筋肉が大きければ放出される熱エネルギーも大きくなり、脂肪の分解も促進されるようになり、痩せることに繋がるのです。

筋肉と成長ホルモンを増やして痩せる

筋肉がつくことによって太りにくくなるもう一つの要因が成長ホルモンです。

筋肉には脳に向かって成長ホルモンの分泌を促す信号を発生させる働きがあります。

そして脳から分泌された成長ホルモンは筋肉に作用し、さらに筋肉を増大させるのですが、この際にエネルギーとして消費されるのが脂肪です。

つまり筋肉をつける(肥大させる)ことにより成長ホルモンの分泌を増やすことがさらなる筋肉の増大を促し、その分脂肪が消費されるため太りにくくなるということが言えるのです。

一般的に人間は年齢とともに筋肉が衰え、代わりに脂肪がつきやすくなるのですがこれは成長ホルモンの自然分泌量が徐々に減少をしていくためです。

筋肉の付きやすい部位

人体において筋肉がつきやすい部位、それは下半身(脚部)であると言われています。

人間は二足歩行の動物として進化した都合上特に脚部の筋肉を増強する必要があり、人体の全筋肉のうちおよそ8割が脚部に存在します。

一般的に「筋力トレーニング」という言葉から連想されるのは腕立て伏せやベンチプレスなどの上半身トレーニングですが、このような人体構造という見地からすると、こうした上半身トレーニングは「筋肉を増大させる」という点では非効率であるということができます。

代謝効率の上昇による体質改善を目的として痩せるには筋力トレーニングをする場合にまず下半身を重点的に鍛えることがおすすめです。

個人の遺伝的な違いを理解する

現実問題として、同じ量の筋力トレーニングをした場合であっても筋肉のつきやすさや、つきやすい部位などには個人によって違いがあり、その違いは遺伝的に既に決まってしまっていて変えることができないという場合も少なくありません。

そのため筋力トレーニングをする場合、自分はどのようなトレーニングが適しているのかということを理解することが重要となります。

そうしたことからパーソナルジムの中では遺伝子検査を行っているところも少なくはなく、その検査によって示された個人ごとの体質の違いに応じてより最適なトレーニングメニューを構築します。